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珪藻土(けいそうど)の調湿機能を更に追及する

⇒ 珪藻土が塗られた木片を大量に投じてみる

1回目の検証では、いささか珪藻土の量が少ないか、という懸念があり、今回は思い切って大量に14枚の珪藻土を塗った木片を投じてみました。また、お湯ではなく常温の水を使って検証します。

珪藻土が水分を吸収・放出することについてのを確認する実験(第2回目)

珪藻土を塗った木片を14枚をひとつのガラス瓶にいれ、もうひとつのガラス瓶にはコップにティッシュをふんわりと詰め込み、各々霧吹きで水を同量かけて蓋を閉めます。(A)

湿度が上がっていきます。

上から見たガラス瓶の状態です。

さらに湿度が上がっていきます。

勢いは加速し、87%まで空の方は湿度が上がりました。珪藻土の方は80%で、これが上限でした。(B)

珪藻土の方はここから下がり始めますが(吸湿を開始)、空の方はHH(95%以上)を記録しました。(C)

珪藻土はぐんぐんと水を吸い込み、湿度は下がっていきます。空の方はHH(95%以上)のままです。

更に水を吸い込み、珪藻土の瓶の湿度は54%で快適ゾーンへ入っています。空の方はHH(95%以上)。ここで蓋を取ります。

珪藻土の瓶は50%になりました。空の瓶も下がってきましたが、まだ86%です。

珪藻土は47%、空は68%です。

珪藻土は44%、空は60%です。

珪藻土は43%、空は54%です。

珪藻土は40%、空は45%です。この時間帯の空気中の湿度は25%です。

珪藻土は36%、空は34%です。

珪藻土は25%、空は26%です。

珪藻土は26%、空は26%です。この辺りで暫く落ち着いたままなので、また蓋をします。(D)

珪藻土は41%、空は36%です。ここから珪藻土は快適ゾーンを維持します。

珪藻土は48%、空は57%です。

珪藻土は49%、空は58%です。

珪藻土は49%、空は62%です。

珪藻土は52%、空は65%です。

珪藻土は56%、空は72%です。

珪藻土は49%、空は80%です。

珪藻土は54%、空はHHの95%以上です。かなりの時間このままを維持しました。(E)

珪藻土が水を吐き出し吸収するタイミングを確認する

今回の事前の準備と検証のスケジュールです。

  • ガラス瓶を二つ用意し、ひとつには珪藻土が塗られた木片を14枚を入れておきます。もうひとつはカップにティッシュをふんわり盛り込んで入れておきます。そして両方に霧吹きで同量の水をスプレイします。そして蓋を閉じます。(A)
  • 珪藻土の方ではない瓶の方が飽和状態になると、蓋を取ります。(C)
  • 湿度が下がり切って落ち着くと、再び蓋を閉めます。(D)
  • 長時間放置して数値の変動がなくなったら検証の終了です。(E)
珪藻土が水を吐き出す状態の検証と考察

ガラス瓶に蓋を閉めると、二つの湿度は一気に上昇を始めます。

珪藻土のほうのガラス瓶の湿度は(B)点にて80%まで上昇しますが飽和状態には達することなく、その後下降を辿ります。早くも吸湿機能が働き出しました。

もうひとつのガラス瓶の湿度はどんどん上昇し、(C)点にて95%以上まで上昇し、その後その状態は変わりません。殆ど飽和状態のまま、変化はありません。

ここで瓶の蓋を取ると、もうひとつのガラス瓶の湿度はどんどん下がっていき、やがて両方とも同じ湿度に落ち着きます。

ここで再度蓋を閉じると、幾分水分が蒸発したためか、珪藻土の方は快適ゾーンを維持していきます。

この結果から分かることは以下の通りです。

  • 第一回目より珪藻土を多く用いたため、快適ゾーンをほどなく維持したことが確認できました。
  • ただし、蓋を開けて周囲の空気と同化させた時、湿度はかなり低下し(26%)、そのまま維持しました。変化が見られないので蓋を閉じることにします。
  • 蓋を閉じ密閉状態を作ってやると、また数値が動き出し、珪藻土は吸湿機能を働かせ始め快適ゾーンを維持しました。密閉状態が珪藻土の機能を作動させるようです。
  • ということは、閉ざされた空間に向いているということです。トイレや寝室などが、珪藻土が機能を最大限に発揮する環境である、ということが分かります。

珪藻土の含有率を表示した建材の性能はやはり違う!

珪藻土を壁材としているメーカー別の特性

まず、珪藻土を80%含んだ建材(A)と含有量を公表していない(大方の建材は未公開)建材(合成樹脂混合…B)との比較を実施してみました。

AとBの珪藻土建材をガラス瓶に入れ、霧吹きで同等の量の水を吹き付けて、湿度の経過を追いました。

Aが74%のときBは87%、Aが79%のときBはHH(95%以上)、Aが73%のときBは85%、というような湿度の関係性を常時示しました。この結果は想像通りですが、かなりの差が実際にはつくものですね。

この湿度の差が示すところに、珪藻土の含有率が関与するものと思われます。機能性を重視するならば、含有率を明示したものが良い結果をもたらすでしょう。

珪藻土を多く含んだ建材は天然素材にこだわったものであり焼成されていないものです。その表面は荒目であり、塗っていくと厚め(3mmから5mm)に壁を仕上げていくタイプです。もう一方の建材は合成樹脂が混合されていますので、下地への食付きは良好で、焼成されて作られています。薄塗が可能です。

天然素材が売りの珪藻土をメーカー比較してみました

天然珪藻土のメーカー比較

珪藻土を焼成すると色が白くなります。左が焼成してないもの、右が焼成した珪藻土です。

天然珪藻土のメーカー比較

珪藻土を販売している企業の中には、壁材として合成樹脂を一切使用していない100%天然素材を売り文句にしているところがあります。

今回、比較するのは互いに天然素材ですが、ひとつは焼成してあるもの(A)、もうひとつは焼成していないもの(B)です。

上のグラフは丸二日間を10分刻みで表示しました。写真の通り、珪藻土を団子にしたものに水の入った紙コップを入れて検証をスタートさせました。次にコップを外へ出して状態を確認しました。

同じ天然素材でも機能的には常時10%の差が確認できました。値段的にはほぼ同額の商品です。

天然の混合物は各々違う素材が用いられておりますが、一番の違いは、珪藻土を焼いているか焼いていないかです。

焼いているものは色が白く、壁材として応用範囲が広がりますが、機能としては劣ってしまう、という結果がでました。

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